floating mud
海底面近くに浮遊・懸濁している泥。粒径約0.01mm以下のシルト・粘土からなり,多量の有機物を含むため,比重約1.2と軽く,そのためなかなか沈着しないで海底面上に浮遊する。音響測深機はこの浮泥の上限を記録し,投鉛はその下底に達するので,その差を浮泥の厚さとしている。多量の有機物を排出する臨海工業地域の港湾に多く,船舶の攪乱も加わって,堺港などでは数mの厚さの浮泥が観測されたことがある。
執筆者:茂木 昭夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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