翻訳|silt
silt
微砂,淤泥(おでい),沈泥,遊泥とも。1)砂と粘土の中間粒度の砕屑粒子で,Wentworthの区分では,1/256mm(3.9µm, 8φ)~1/16mm(62.5µm,4φ)。1φごとに極細粒シルト・細粒シルト・中粒シルト・粗粒シルトに細分される。粘土より可塑性が低い。中~粗粒シルトの運搬様式は極細粒砂と似た性質を示す。シルトの粒度は,土壌学では2~20µm,土質工学では5~74µm,また英国では10~100µmと異なるので注意が必要。シルト岩はシルトの固結したもの。2)粘土・シルト粒子が凝集し,シルト粒径になったもの。
執筆者:木村 春彦・斎藤 文紀
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
地質学、岩石学では細粒堆積(たいせき)物の粒径区分の一つで、256分の1~16分の1ミリメートルの粒径の粒子をシルトとする。土壌学では土壌の構成粒子のうち0.002~0.02ミリメートル(国際法の規定)の粒径の範囲をいう。いずれも砂と粘土の中間の大きさをさすが、その限界値の決め方は、学問分野により、また学派によって多少の違いがある。微砂と訳すことがある。
地質堆積物として扱うシルトは、河川の運搬物質が海底に堆積するときに懸濁水からもっとも速く沈下する粒径にあたる。土壌学で扱うシルトは風化過程で生成する微粒子で、砂粒よりは石英片に乏しく、二次鉱物としての粘土粒子のような化学的風化生成物には至っていないものとみなされる。
[浅海重夫・渡邊眞紀子]
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…泥とは粒径が1/16mmより細かい砕屑物をいい,それらが大部分を占める岩石が泥岩である。泥岩はさらに粒径1/256mm以上の大きさのシルト,それ以下の大きさの粘土の成分の多少によりシルト岩,粘土岩に区分される。ただし肉眼的に両者を識別することは困難である。…
※「シルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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