浮石流(読み)ふせきりゅう(その他表記)pumice flow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浮石流」の意味・わかりやすい解説

浮石流
ふせきりゅう
pumice flow

軽石 (浮石) が火山性ガスと混合し,高温高速の熱雲となって火山斜面を流れ下る現象。大規模な浮石流が火口からあふれ出すと,火山の中心が陥没してカルデラをつくる。阿蘇山のカルデラや十和田湖はその例。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む