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海上警固役 かいじょうけいごやく

世界大百科事典 第2版の解説

かいじょうけいごやく【海上警固役】

中世には海賊は海上を航行する船がほかの海賊から襲撃されないように警固を目的に雇われることがしばしばあった。南北朝時代の貞和年間,伊予村上氏の一族が東寺から酒肴料(しゆこうりよう)と称する警固料をえていたのは,その一例である。また海賊衆は貿易船の護送にもあたったが,室町幕府が遣明船を派遣するとき,その船舶を海賊の被害から守るため海賊衆にたいして警固の役を課した。海賊衆を〈警固衆〉とよぶのはこのためである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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