海南文昌衛星発射センター

共同通信ニュース用語解説 の解説

海南文昌衛星発射センター

2009年9月に着工し、14年9月に完成した中国で4番目の打ち上げ基地南シナ海海南島にあるためロケット海上輸送などが可能な上、北緯19度と緯度が低いことが特長。ロケットの打ち上げは赤道に近いほど地球自転速度をより利用できるため、燃料コスト削減などに有利とされる。従来の打ち上げ基地は、内モンゴル自治区の酒泉衛星発射センターと四川省の西昌衛星発射センター、山西省の太原衛星発射センターで、いずれも内陸部にある。(北京共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android