海天(読み)かいてん

精選版 日本国語大辞典 「海天」の意味・読み・例文・類語

かい‐てん【海天】

〘名〙
① 海と空。海の水平線かなた
太平記(14C後)三九「海天野景歩むに随ひて新たなる風流に、御足たゆむ共思食されず」 〔杜牧‐聞角詩〕
海上の空。
※蕉堅藁(1403)送人之相陽「禅心慣看海天月、客意初驚山路霜」 〔柳宗元‐登柳州城楼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「海天」の読み・字形・画数・意味

【海天】かいてん

海と空。唐・柳宗元〔柳州城楼~〕詩 上の高樓、大に接す 天、愁思、正に

字通「海」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android