愁思(読み)シュウシ

デジタル大辞泉 「愁思」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐し〔シウ‐〕【愁思】

思いわずらうこと。心配すること。また、悲しい物思い
「断然―を絶て疾病の源を招く勿れ」〈織田訳・花柳春話
[類語]物寂しいさびしいさみしいうら寂しいこころ寂しいわびしい人恋しい孤愁人懐かしい物恋しい小寂しい哀感寂寥せきりょう寂寞せきばく寂寞じゃくまく索漠落莫らくばく蕭然しょうぜん蕭蕭しょうしょう蕭条しょうじょう蕭殺しょうさつ寥寥りょうりょう徒然つれづれ徒然とぜんすがれるうらぶれる寂れるしみじみたそがれ萎靡いび愁いさむざむセンチメンタル落日廃れるうら悲しいしんみりむせぶ哀愁悲愁憂愁物悲しい衰勢物哀れ落ちぶれる物思わしい切ない衰退衰残哀切諦観春愁幽愁秋風索漠秋思愁然衰亡孤独盛者必衰やるせない

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精選版 日本国語大辞典 「愁思」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しシウ‥【愁思】

  1. 〘 名詞 〙 心をいためて物思いにふけること。悲しい思い。憂思うれい
    1. [初出の実例]「昔時送別秋蘆白 此日愁思春草萋」(出典:文華秀麗集(818)中・奉和春閏怨〈巨勢識人〉)
    2. [その他の文献]〔易林‐屯之第三、渙〕

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普及版 字通 「愁思」の読み・字形・画数・意味

【愁思】しゆうし

憂思。

字通「愁」の項目を見る

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