海岸局(読み)カイガンキョク

デジタル大辞泉 「海岸局」の意味・読み・例文・類語

かいがん‐きょく【海岸局】

洋上船舶交信するために陸上に設置された無線局

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精選版 日本国語大辞典 「海岸局」の意味・読み・例文・類語

かいがん‐きょく【海岸局】

  1. 〘 名詞 〙 航行中の船舶と通信を行なうために、陸上に開設された無線局。

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百科事典マイペディア 「海岸局」の意味・わかりやすい解説

海岸局【かいがんきょく】

対船舶通信だけを目的として海岸に設置された固定無線局で,海上の船舶と,航海のための各種通報,方位測定,電報取次などの交信を行う。船舶に設置される無線局は,場所の制限から放射される電力が数百W程度と弱いため,遠距離の船との交信円滑化のためには,陸上の無線局の送受信電力を大きくし,送信所と受信所を2ヵ所に数km離して設置する方式がとられている。これは送信所から送られる電波が自局の受信機の動作を妨害しないためである。交信電波は近距離中波,遠距離は短波を用いている。
→関連項目漁業無線局

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