海底表面探査機(読み)かいていひょうめんたんさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海底表面探査機」の意味・わかりやすい解説

海底表面探査機
かいていひょうめんたんさき

東京大学海洋研究所の開発で,扇状に送信した音波の海底表面からの反射波を観測し,画像に表す装置。海面下 100mを時速約 12kmで移動しながら左右それぞれ 60°の範囲に約 12kHzの音波を出し,表面堆積物の種類や地形による反射波強度の相違を濃淡画像に変換する。 5000mくらいの深海を調査する場合,左右 20kmにわたり 5mの凹凸が判別できる。従来の線状調査とは異なり,海底を面でとらえるので,海底土石流,駿河・相模トラフなど巨大地震の発生源となりうるプレートの境目,海底資源などの調査に活用される。

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