海洋プラットフォーム(読み)かいようぷらっとふぉーむ(その他表記)offshore platform

知恵蔵mini 「海洋プラットフォーム」の解説

海洋プラットフォーム

海洋開発における作業を実施するための土台となる海洋構造物。主として、油田ガス田など地下資源開発に用いられる。固定式と浮遊式に大別され、固定式は最も一般的に用いられている形式で、海底プラットフォームを固定する。浮遊式は構造物の主体海上に浮かべるもので、固定式に比べ設備が簡略化できるため経済的であること、大水深の海域の開発にも用いられることなどが特徴。

(2015-7-27)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android