海洋博記念公園(読み)かいようはくきねんこうえん

日本歴史地名大系 「海洋博記念公園」の解説

海洋博記念公園
かいようはくきねんこうえん

[現在地名]本部町備瀬・石川・山川など

本部もとぶ半島北西端近くにある、面積が約七七ヘクタールの国営公園。正式名称は国営沖縄記念公園。一九七五年(昭和五〇年)から翌年にかけて開催された沖縄国際海洋博覧会会場の跡地を、日本で唯一の熱帯・亜熱帯公園として整備したもので、七六年九月一日に太陽と花と海をテーマに開園した。海岸段丘地形を巧みに生かしながら水族館(平成一四年に建替)・海洋文化館・熱帯ドリームセンター、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園などの主要施設を配置し、園の北側海岸には人工ビーチ(エメラルドビーチ)が設けられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の海洋博記念公園の言及

【沖縄[県]】より

…緑の山地を背景にしたサンゴ礁の海岸は美しく,恩納(おんな)から辺戸岬までの海岸は沖縄海岸国定公園に指定された。また海洋博記念公園をはじめ真栄田(まえだ)岬,万座毛(まんざもう),辺戸岬,海水浴場のあるビーチなど,名勝地,行楽地が多い。名護市は北部の中心都市である。…

※「海洋博記念公園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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