海洋探検(読み)かいようたんけん

百科事典マイペディアの解説

海洋探検【かいようたんけん】

15―16世紀のガマ,コロンブス,マゼランらが活躍した大航海時代から,1770年代のクックの航海のころに至るまでの多くの周航探検は,自然地理的性格の海洋探検だった。19世紀ころから科学的目的をもつ海洋探検航海が始まり(たとえばダーウィンが参加したビーグル号の航海),特に海洋自然科学における調査の模範となったチャレンジャー号の航海以後,各国とも科学的な海洋の探検調査に熱を入れた。第1次大戦後,メテオール号の南大西洋調査がその後の海洋物理学的探検の先例を開いた。第2次大戦後も,スウェーデンのアルバトロス号のようにピストンコアラ式装置で底質を採取して世界を周航した例もみられるが,全般的に過去の探検型の周航に代わって,進歩した測器による学術的な調査・観測を行う定型型,実験型の航海が主流になっている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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