海流板(読み)かいりゅうばん

百科事典マイペディア 「海流板」の意味・わかりやすい解説

海流板【かいりゅうばん】

海流測器海水水平運動による抵抗を十分に受けるように板を十文字に組み,測定しようとする深さに板が直立するように沈める。海面に浮かべた浮標ロープでつなぐ。浮標の移動を追跡することによって十文字板の沈んでいる層の流速を知る。あまり深い所の流速を知ることはできない。原始的な測器であるが,GPS普及により活用が見直されている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android