海港の国際制度に関する条約(読み)かいこうのこくさいせいどにかんするじょうやく(その他表記)Convention on the International Régime of Maritime Ports

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

海港の国際制度に関する条約
かいこうのこくさいせいどにかんするじょうやく
Convention on the International Régime of Maritime Ports

国際連盟規約 23条 (ホ) にいう交通自由を実現する一環として 1923年に採択された条約。実質的な規定は同条約に付属の規程にある。それによれば,外国貿易に使用されるすべての海港では,相互主義に従って出入りの自由が認められ,海港の使用,商業上の便益税金などに関して外国船舶に自国船舶と均等な待遇が与えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android