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相互主義 そうごしゅぎ reciprocity principle

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

相互主義
そうごしゅぎ
reciprocity principle

相手国が与える相当の保証・給付や,同種の行為の程度に応じて等価の権利・利益の許与,義務・負担の引受けを保証しあい,相互の間に待遇の均等を維持する関係に立つことをいう (相互主義の積極的機能) 。

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デジタル大辞泉の解説

そうご‐しゅぎ〔サウゴ‐〕【相互主義】

principle of reciprocity
外交・通商関係において、相手国の自国に対する待遇と同等の待遇を与えようとする主義。
外国人に権利を与える際、その外国人の本国が自国民に同等の権利を与えることを条件とする主義。

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百科事典マイペディアの解説

相互主義【そうごしゅぎ】

二国間交渉において,双方の市場を同等に開放しようとする考え。1980年代に日本の貿易黒字が顕著になったため,1988年10月に当時のEC委員会は相互主義について公式見解を発表,さらに米国の包括通商法1988年新通商法)も数ヵ所で相互主義について言及している。

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保険基礎用語集の解説

相互主義

保険事業の経営は相互組織の団体を保険者として行うことが望ましいとする主義のことです。つまり第三者が営利を目的として資本を投下し保険者となって保険事業を行うのではなく、保険保護を必要とする人々が直接保険者たる団体を組織し、自分たちのために保険事業を行うのが良いと考える主義です。

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大辞林 第三版の解説

そうごしゅぎ【相互主義】

相手国の自国に対する扱いに応じて相手国の扱いを決定していこうとする主義。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

相互主義
そうごしゅぎ
reciprocity

自国が他国に対して有する権利・義務や利益・負担を、他国が自国に対して有するそれらのものと均衡がとれるようにすべきであるという考え方。国際法上、条約を作成するうえでの基本的な指針の一つとなる。また、条約によらない場合でも、国内法において、外国人、外国法人、外国のものなどの扱いを定める場合に、その外国が自国民、自国法人、自国のものなどに対して同様の扱いをすることを条件として、権利や利益を与えることもある。
 日本では、民法第3条第2項は、法令または条約の規定により禁止される場合を除き、外国人も日本人と同じ私権を享有することを定めている。相互主義に基づかないで私権の制限をしている例(船舶法1条、航空法4条、鉱業法17・87条等)もあるが、相互主義に基づいて私権を制約している例としては次のようなものがある。外国人土地法第1条は、日本人・日本法人に対して土地に対する権利の享有を禁止または制限している国の国民・法人に対しては、日本にある土地について同一または類似の禁止や制限をすることができる旨規定している。また、国家賠償法第6条は、外国人が被害者であるときは相互の保証があるときに限り同法の適用があることを定めている。そのほか特許法第25条も、日本に住所・居所を有しない外国人や、日本に営業所を有しない外国法人は、その属する国が日本国民に対して同一の条件で特許権その他特許に関する権利の享有を認めていないときには、それらの権利の享有を認めない旨規定している(意匠法68条3項、商標法77条3項、実用新案法2条の5、3項等も同じ)。
 外国判決の承認および執行の条件としても、民事訴訟法第118条4号および民事執行法第24条3項は、相互の保証を条件としている。これについて、最高裁判所判決によれば、日本と重要な点で異ならない条件の下に日本の判決の効力を認めている場合には、相互の保証があるものと扱うとされている(最高裁判所昭和58年6月7日判決、民集37巻5号611頁)。[道垣内正人]

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世界大百科事典内の相互主義の言及

【外国人】より

…第3期は,排外的差別扱いの時代で,人間としては対等と認めたが,権利や保護を限定的にしか与えず,多くの義務を課した。第4期は,相互主義の時代で,外国人を自国民と平等な地位におこうとはするが,相手国が自国民に権利と保護を与えることを条件とした。第5期は平等主義である。…

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