海老名村(読み)あびなむら

日本歴史地名大系 「海老名村」の解説

海老名村
あびなむら

[現在地名]掛川市八坂やさか

さか川の左岸にあり、村内の谷を流れる海老名川は逆川に合流する。「掛川誌稿」はアビナと訓じる。西は影森かげもり村・みや村など。東海道が通る。文禄二年検地高目録に「(海カ)老村」とみえ、高九二石余。正保郷帳では海老名村と記され、田方六七石余・畑方三五石余、幕府領。国立史料館本元禄郷帳でも幕府領。「掛川誌稿」では掛川藩領と旗本井上領の相給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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