海鷹(読み)かいよう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「海鷹」の意味・わかりやすい解説

海鷹
かいよう

日本海軍の改造航空母艦。 1943年 11月商船『あるぜんちな丸』より長崎三菱造船所で改造完成。基準排水量1万 3600t,速力 23kn。飛行機搭載数は常用機 24。 45年7月 24日,瀬戸内海を航行中に触雷。けん引されて別府湾日出海岸に接岸後,強制座礁。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「海鷹」の解説

海鷹

大日本帝国海軍の航空母艦。日本の客船「あるぜんちな丸」からの改造空母。1943年11月改造完了。主にヒ船団の護衛従事。1945年、別府沖にて触雷、城下海岸に座礁し除籍。1948年解体完了。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android