涕泗(読み)ていし

精選版 日本国語大辞典 「涕泗」の意味・読み・例文・類語

てい‐し【涕泗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 泣くとき目から出るのが「涕」、鼻から出るのが「泗」 ) 涙とはなしる。
    1. [初出の実例]「一来疲涕泗、三度変寒暄」(出典菅家文草(900頃)四・寄白菊四十韻)
    2. [その他の文献]〔詩経‐陳風・沢陂〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「涕泗」の読み・字形・画数・意味

【涕泗】ていし

涙と鼻水。唐・杜甫〔岳陽楼に登る〕詩 親一字無く 老り 戎馬(じゆうば)(戦争)關山の北 軒に憑(よ)りて涕泗

字通「涕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む