淡路島刺殺事件と措置入院

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淡路島刺殺事件と措置入院

兵庫県洲本市の5人刺殺事件では、措置入院を巡る行政在り方が問題化した。殺人罪などで起訴された平野達彦ひらの・たつひこ被告は入院の解除後も通院を続けたが2014年7月以降は医師にかからず、そのまま転居していた。兵庫県は、健康福祉事務所で居場所が分からなくなり、治療が途絶えたことを教訓に昨年4月、退院後を見据え入院中から患者と面接する「継続支援チーム」の仕組みを新設し、転居先の福祉事務所への引き継ぎもルール化した。今年1月には、治療する医師らに専門的に助言する第三者委員会を設置した。

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