深川湾(読み)ふかわわん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「深川湾」の意味・わかりやすい解説

深川湾
ふかわわん

山口県北西部、日本海沿岸の湾入。長門(ながと)市に面している。青海(おうみ)島竹の子鼻と日置(へき)地区の今岬を結ぶ線を湾口とし、南北6キロメートル、東西5キロメートルの水域で、水深は30メートル以浅。北方に開口し、南岸に深川川が流入する。冬季の季節風が強く、青海島の波ノ橋立や仙崎(せんざき)の砂州、只(ただ)ノ浜の砂浜海岸が発達している。湾内の西岸にイカ釣り漁業の黄波戸(きわど)漁港、南岸に敷網刺網の湊(みなと)漁港がある。黄波戸漁港の入江近くに黄波戸温泉がある。

三浦 肇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む