日本歴史地名大系 「深木村」の解説 深木村ふかきむら 高知県:中村市深木村[現在地名]中村市深木間崎(まさき)村の西方、貝(かい)ヶ森(もり)山系に源を発して東北流し、真崎(さねざき)村で四万十(しまんと)川に合流する深木川の流域にある。「土佐州郡志」は「東西三十町南北六七町或十町許、相接間崎村・山路村、有川流、自三原山出合大川」と記す。古くは「布賀木」と記し、弘安四年(一二八一)五月日付前摂政鷹司兼平家政所下文案(「蠧簡集」所収金剛福寺文書)にみえる金剛福(こんごうふく)寺(現土佐清水市)領六町のうちに「具同村布賀木名参丁在堺」とみえ、正応二年(一二八九)五月日付前摂政一条実経家政所下文(同文書)にも同様にみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by