深町村(読み)ふかまちむら

日本歴史地名大系 「深町村」の解説

深町村
ふかまちむら

[現在地名]佐賀市鍋島町なべしままち大字八戸やえ字深町

現国鉄鍋島駅を含んでその南部に位置し、細長い南北に走るクリークの多い水田地帯。

藩政期においては佐賀本藩の蔵入地。正保絵図に村名がみえる。天保九年(一八三八)の地米(年貢)高は三八七石八斗三升一合。


深町村
ふかまちむら

[現在地名]水原町深町

北は金沢かなざわ村、西はさと村。里村枝郷で、寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)では大室組に属し、貞享元年(一六八四)郷村高辻帳には高三斗六升三合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android