デジタル大辞泉 「淳和奨学両院の別当」の意味・読み・例文・類語 じゅんなしょうがくりょういん‐の‐べっとう〔ジユンワシヤウガクリヤウヰン‐ベツタウ〕【×淳▽和奨学両院の別当】 淳和院と奨学院との別当。もと両院それぞれ別当を置き、源氏の公卿で上位の者が命じられたが、のち、久我氏の世襲となった。室町時代、3代将軍足利義満が源氏の長者として両院別当となってからは、足利氏および徳川氏累代の将軍が将軍宣下せんげとともにこの称を継ぎ、明治維新に及んだ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例