混化(読み)コンカ

デジタル大辞泉 「混化」の意味・読み・例文・類語

こん‐か〔‐クワ〕【混化】

混合して一つ化合物となること。
心理学用語。異なった感官感覚が一つに結合すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「混化」の意味・読み・例文・類語

こん‐か‥クヮ【混化】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 混合して別のものとなること。また、まぜて一つの化合物とすること。
    1. [初出の実例]「立憲自由党とは自由党、大同倶楽部、愛国公党、九州同志会の四派、混化し変形せる合同体の党称にして」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉二)
  3. 心理学用語。同時連合の一つで、異種の感官の感覚が一つに結合すること。広義には、各種の感覚的感情その他の意識経験が結合して、一個の複合した経験を形作ること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android