…羊毛では各種の色に染めた繊維を混合して糸を作ることが,深みのある色を出すのに必要だとされている。一般に天然繊維と化学繊維,ポリエステルとレーヨンなど異種繊維を混ぜて紡績することを混紡と呼び,産地,格付けの異なる原綿を混ぜることを混綿と呼ぶ。(11)ほかに風綿(風で舞い積もった繊維)の除去,温湿度制御などの補助的操作もある。…
※「混綿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...