淹留(読み)エンリュウ

デジタル大辞泉 「淹留」の意味・読み・例文・類語

えん‐りゅう〔‐リウ〕【×淹留】

[名](スル)長く同じ場所にとどまること。滞留滞在
余若し永く―せば」〈織田訳・花柳春話

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精選版 日本国語大辞典 「淹留」の意味・読み・例文・類語

えん‐りゅう‥リウ【淹留】

  1. 〘 名詞 〙 長い間滞在すること。そのまま同じ所にとどまること。
    1. [初出の実例]「縦酔陶心忘彼我、酩酊無処不淹留」(出典万葉集(8C後)一七・晩春三日遊覧詩)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐離騒〕

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普及版 字通 「淹留」の読み・字形・画数・意味

【淹留】えんりゆう(りう)

ひさしくとどまる。唐・杜甫〔秦州雑詩、二十首、一〕西征して烽火を問ひ 心折(くぢ)けて此(ここ)に淹留す

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