添番・副番(読み)そえばん

精選版 日本国語大辞典 「添番・副番」の意味・読み・例文・類語

そえ‐ばん そへ‥【添番・副番】

〘名〙
当番の者が病気事故で出勤できない時、代わってその任に当たらせるため、あらかじめ定めておく番人
御湯殿上日記‐文明一二年(1480)九月一五日「この御所のそへはんに、あか松か一そくとも四かしらしこうする」
江戸幕府職名の一つ。番人に付き添って、その事務を補助すること。別館の番人や御殿番を補佐する役目。また、その人。〔徳川実紀‐元祿一〇年(1697)九月三日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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