日本歴史地名大系 「清和院町」の解説 清和院町せいわいんちよう 京都市:上京区中立学区清和院町上京区室町通上長者町下ル町の中央を南北に室町(むろまち)通(旧室町小路)が通り、北は上長者町(かみちようじやまち)通(旧土御門大路)。平安京の条坊では左京一条三坊一保八町の東側と同四保九町の西側の地で、平安中期以降は土御門(つちみかど)大路室町小路南の地。平安時代、八町の地は官衙町の「左衛門督」、九町の地は「土御門内裏」にあたる(拾芥抄)。寛永一八年(一六四一)以前平安城町並図には「せいわぢ町」とあり、元禄四年(一六九一)京大絵図に「清和院丁」と出る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by