清宗・佐々連姫(読み)きよむね・さざなみひめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清宗・佐々連姫」の解説

清宗・佐々連姫 きよむね・さざなみひめ

平家落人(おちうど)伝説の主人公。
平宗盛(むねもり)の息子と,安徳天皇侍女。平家の滅亡後,長門(ながと)(山口県)阿武(あぶ)山中にのがれ,恋仲になる。清宗は父の処刑を知り悲嘆にくれたすえ病死し,佐々連姫も後を追うように死亡する。ふたりは霊となり源氏の討っ手から落人をまもったという。阿武川流域の清宗,佐々連(さざれ),仮館などの集落伝承がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む