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清帳紙 セイチョウシ

大辞林 第三版の解説

せいちょうし【清帳紙】

昔、大福帳の地紙に用いた楮こうぞ製の丈夫な紙。土佐・肥後・日向・伊予・石見いわみ・筑後柳川などの産。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の清帳紙の言及

【楮紙】より

…土佐楮の原料には,コウゾに分類されるアカソ・アオソ,カジノキに属するタオリ・カナメ・クロカジが用いられる。アカソは繊維が細くて長く,じょうぶで光沢があり,繊維のからまり(結束,くくりともいう)が生じない優秀な原料で,ごく薄い典具帖紙(てんぐじようし)や清帳紙(せいちようし)など上等な紙に用いられる(土佐紙)。一方,タオリは繊維が太くて粗いので,じょうぶさが求められる提灯紙や傘紙などに用いられた。…

【土佐紙】より

…また三椏紙に応用されて図引紙,さらに楮紙に応用されてタイプライター原紙用紙などに用いる典具帖(てんぐじよう)を生んだ。土佐紙の特色の一つは県内に産地が分散することで,各種の工業用紙をすいた伊野町,障子紙や美術紙の土佐市高岡町,須崎半紙の高岡郡葉山村,清帳紙(せいちようし)の吾川郡吾川村,狩山障子紙の吾川郡池川町,土佐宇陀紙の長岡郡大豊町,そのほか各種の楮紙をすく香美郡物部村,南国市久礼田などの産地がある。楮紙のほかに雁皮,三椏,麻,複合原料などの数多くの種類の紙がすかれている。…

※「清帳紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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