清幽(読み)せいゆう

精選版 日本国語大辞典 「清幽」の意味・読み・例文・類語

せい‐ゆう ‥イウ【清幽】

〘名〙 (形動) 世俗を離れ、清らかで静かなこと。また、その所やさま。
※通俗酔菩提全伝(1759)一「風景清幽(セイユウ)誠に類なかりしかば」
※航西日乗(1881‐84)〈成島柳北〉一一月八日「瀑布あり極めて清幽愛す可きの地なり」 〔李白‐与従姪杭州刺史良遊天竺寺詩〕

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デジタル大辞泉 「清幽」の意味・読み・例文・類語

せい‐ゆう〔‐イウ〕【清幽】

世俗を離れ、清らかで静かなこと。
高朗骨にとおり―のじょう肉に浸むあしたの趣こそ比ぶるに物なけれ」〈木下尚江火の柱

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