清心院(読み)せいしんいん

日本歴史地名大系 「清心院」の解説

清心院
せいしんいん

[現在地名]佐賀市大財二丁目

慶長年間(一五九六―一六一五)の佐賀城下絵図には、城下の北東外堀十間堀じつけんぼり川)を隔てて寺院が描かれている。城の鬼門鎮守のため設けられた清心院である。高野山真言宗。山号は阿闍山、本尊は不動明王。また三十三体観世音像ももち、寛文四年(一六六四)二代藩主鍋島光茂の妻の甘姫が吉茂を出産した御礼に寄進したもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清心院」の解説

清心院 せいしんいん

新助の方(しんすけのかた)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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