清忠寺町(読み)せいちゆうじまち

日本歴史地名大系 「清忠寺町」の解説

清忠寺町
せいちゆうじまち

[現在地名]大分市中央町ちゆうおうまち二―三丁目

西にし町の西側に南北に延びる町で、南は東西に延びる鍛冶かじ町の東半分と西上市にしかみいち町の西半分。慶長府内絵図に町名がみえ、東頬二九間半・西頬三〇間、東西の入一五間。享保七年(一七二二)には計屋二軒があり、宝暦三年(一七五三)営業を許可された商人のうちに穀物七島計屋二軒・紙問屋一軒があった(府内藩日記)。町郷中酒造米高寄帳(府内藩記録)によれば酒造業者が二軒あり、酒造米高は延宝七年(一六七九)一七石五斗、元禄一〇年(一六九七)六斗、正徳五年(一七一五)二斗。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android