山川 日本史小辞典 改訂新版 「清水寺本堂」の解説
清水寺 本堂
きよみずでらほんどう
現本堂は1633年(寛永10)の再建。中心部(本宇)は正面9間,奥行7間。周囲に裳階(もこし)・正面庇・翼廊・舞台がつく。本宇は表が礼堂,中が相の間,奥が内陣となる。平安末期には現在とほぼ同規模であった。屋根は反転曲線をもつ檜皮葺(ひわだぶき)。崖の上に位置し,傾斜地から太い束柱で支えられた舞台造・掛崖造。国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報