デジタル大辞泉 「清涼織」の意味・読み・例文・類語 せいりょう‐おり〔セイリヤウ‐〕【清涼織(り)】 絽ろ組織と他の組織とを二重織りにした絹織物。京都西陣で織られ、夏の女帯地に用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「清涼織」の意味・読み・例文・類語 せいりょう‐おりセイリャウ‥【清涼織】 〘 名詞 〙① 女性の夏用の絹織帯地の一つ。絽(ろ)組織と他の組織とを二重織にした織物。[初出の実例]「鶉御召だの、高貴織だの、清凌織(セイリョウオリ)だの」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉二)② 人絹の糸でガラス簾(すだれ)のような涼味を出した織物。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例