日本歴史地名大系 「清金村」の解説 清金村きよかねむら 石川県:石川郡野々市町清金村[現在地名]野々市町清金一―三丁目手取川扇状地北東部、郷(ごう)用水の分流大塚(おおつか)川の流域に位置し、東は下林(しもばやし)村・中林村。清兼とも記す。当村の枝村は新(しん)村・中垣内(なかかくち)などとよばれ(石川郡誌)、「三州志」に新清金、「三州地理志稿」には新村と記される。また、本村は上清金、新村は下清金とよばれていたらしい。慶長四年(一五九九)の前田利家宛行状(小幡文書)に清兼村とみえ、知行高九六一俵余が不破彦三に宛行われている。正保郷帳では清金村、福正寺(ふくしようじ)村(現松任市)の高七六八石余、田方四九町一反余・畑方二町余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by