渉外事件(読み)しょうがいじけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「渉外事件」の意味・わかりやすい解説

渉外事件
しょうがいじけん

裁判所その他の紛争解決機関に,その当否審理が求められる具体的な請求基礎となっている事実関係が,渉外性をもつ事件。たとえば婚姻関係では,当事者国籍住所常居所婚姻の挙行地,生活地などの全部または一部が外国に関係する場合である。国際私法により準拠法が定められ,その法律によって処理されることになる。また手続的にも,国際民事訴訟上の問題が発生する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む