渋谷長谷寺門前(読み)しぶやちようこくじもんぜん

日本歴史地名大系 「渋谷長谷寺門前」の解説

渋谷長谷寺門前
しぶやちようこくじもんぜん

[現在地名]港区西麻布にしあざぶ二丁目

麻布の南西辺で渋谷の東辺にある門前町屋。東と北が原宿はらじゆく村、西から南が長谷寺・大安だいあん寺・慈眼じげん院。百姓家作の初めは記録を焼失して不明だが、延宝九年(一六八一)に道幅を三間拡幅のため、長谷寺玖鉄が拝領の境内一万九千一一八坪のうちから寺社奉行に願って六七二坪を提供した。翌天和二年(一六八二)百姓家一五軒と一一軒の計二六軒を売買家として建替えを許可され、延享二年(一七四五)に町方支配になった。総小間田舎間一八七間余。西側の片側町で、南北表田舎間一八七間余・裏幅一七二間余。東西は南方一三間・中ほど一七間・北方九間、ただし裏幅・奥行不同で往来の道幅を除き、二千五八一坪余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む