渡辺楳雄(読み)ワタナベ バイユウ

20世紀日本人名事典 「渡辺楳雄」の解説

渡辺 楳雄
ワタナベ バイユウ

明治〜昭和期の僧侶,仏教学者 鶴見大学学長。



生年
明治26(1893)年2月9日

没年
昭和53(1978)年4月18日

出生地
島根県

学歴〔年〕
東京帝大文科大学印度哲学科〔大正6年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和9年〕

経歴
大正15〜昭和3年欧州留学、帰国後東洋大、駒沢大各教授。戦後24年から7年間文部事務官、次いで日大教授、千葉大講師となり仏教学を講じた。44年総持寺学園長、鶴見大学長となり、53年辞任。著書に「小乗仏教」「仏陀教説の外延」「上代印度仏教思想史」「有部阿毘達磨論の研究」「法華経を中心にしての大乗経典の研究」、訳書に「阿毘達磨集異門足論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺楳雄」の解説

渡辺楳雄 わたなべ-ばいゆう

1893-1978 明治-昭和時代の僧,仏教学者。
明治26年2月9日生まれ。大正15年曹洞宗(そうとうしゅう)在外研究員としてヨーロッパに留学。文部事務官,東洋大,駒沢大,日大の教授をへて,昭和44年総持寺学園長,鶴見大学長となる。昭和53年4月18日死去。85歳。島根県出身。東京帝大卒。道号は祖庭。著作に「上代インド仏教思想史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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