デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺道可」の解説 渡辺道可 わたなべ-どうか 1772-1824 江戸時代後期の医師。安永元年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩医。渡辺道甫(どうほ)の養子となりその跡をつぐ。細井平洲(へいしゅう)に経史をまなぶ。藩校医学館の設立につくし,文化12年医学総督,のち侍医をかねた。佐々木中沢(ちゅうたく)らを医学館にまねき,わが国の医学校ではじめて蘭科(西洋医学)を創設した。文政7年8月21日死去。53歳。本姓は佐藤。名は弘光。字(あざな)は黄美。号は確斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例