温度-圧力経路(読み)おんどあつりょくけいろ

最新 地学事典 「温度-圧力経路」の解説

おんどあつりょくけいろ
温度-圧力経路

pressure- temperature path

P-T pathとも。変成岩が経験した温度・圧力条件の変化を温度-圧力座標(P-T図上)に表した経路広域変成帯の変成作用を解析して変成条件の変化を検討する際,変成度(温度-圧力条件)の地域的・空間的変化に着目することと,個々の変成岩が経た時間的変成度変化に着目することが必要である。前者累進変成作用と呼ばれ,多くの広域変成帯の場合,地図上に表現されるアイソグラッドを求めることにより変成分帯して温度-圧力経路に表現。これは特定の時刻(時代)における地殻の浅部から深部へ向かう地温勾配などを見積もることにも相当し,変成フィールド勾配(metamorphic field gradient; F.S.Spear et al. , 1984)とも呼ばれる。一方後者で温度−圧力変化に時間変化を加えて表現する場合には,温度-圧力-時間経路と呼ばれ,個々の変成岩の時間とともに変化した温度・圧力履歴を意味する。

執筆者:

参照項目:温度-圧力-時間経路
参照項目:温度-圧力-時間-変形経路

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む