温度感受性(読み)おんどかんじゅせい(その他表記)temperature sensitivity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「温度感受性」の意味・わかりやすい解説

温度感受性
おんどかんじゅせい
temperature sensitivity

微生物遺伝学分野で用いられる用語で,ある一定の温度以外では野生型と異なる形質を示すものや,一定の温度域以内でしか生育できない突然変異体をいう。何らかの理由によって蛋白質アミノ酸配列に変異が生じ,制限温度外で高次構造変化が起きたために,本来機能を喪失している。また,それによって新たな機能が付加し,生存エリアを拡大させる可能性もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む