デジタル大辞泉
「温泉マーク」の意味・読み・例文・類語
おんせん‐マーク〔ヲンセン‐〕【温泉マーク】
1 地図などで温泉を示す記号。♨。
2 《♨の看板を出したところから》男女のアベック客専門の旅館の俗称。つれこみ旅館。さかさくらげ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おんせん‐マークヲンセン‥【温泉マーク】
- 〘 名詞 〙 ( マークは[英語] mark )
- ① 地図や看板で、温泉や風呂屋を示す記号
。温泉印。- [初出の実例]「赤いネオンの温泉マークの輝くのを」(出典:午前零時(1952)〈井上友一郎〉涙は眼から出る)
- ② ( ①をつけた看板や広告を出していることが多かったところから ) 男女のアベック客専門の宿屋をいう俗語。連れこみ宿。さかさくらげ。
- [初出の実例]「当時は今ほど温泉マークや安ホテルはなかったにしろ」(出典:霧子夫人行状(1957)〈舟橋聖一〉五)
温泉マークの補助注記
国土地理院の地形図図式では、①は現在簡素化され、
で表わされる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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温泉マーク
温泉・鉱泉の位置を示す地図記号、案内図記号(♨)。日本工業規格(JIS)が定めているもので、湯気を表す3本の縦の~線が特徴的。国際標準化機構(ISO)による新しい温泉の記号は、この絵柄に3人が入浴する姿を加えたものとなっており、現在の記号では温かい料理を出す施設と外国人に受け取られかねないとの見解から、経済産業省は2016年7月より現記号を見直す検討を始めた。同年12月6日に開かれた委員会では存続を求める声が相次ぎ、今後も現記号が使い続けられる見通しが強まっている。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
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