日本歴史地名大系 「湊宿」の解説 湊宿みなとしゆく 宮城県:石巻市湊村湊宿[現在地名]石巻市湊町一―四丁目・八幡町一―二丁目北上川左岸、湊村のうちに成立した金華山(きんかさん)道の宿場、北上川対岸に石巻宿がある。街区は北上川河口から上流方向へ緩やかな右回りの曲線を描きながら東(あずま)町―新(しん)町―荒(あら)町―南(みなみ)町―本(もと)町―田(た)町―北目(きため)町と続き、その内側に古跡・神社仏閣および藩施設が町並と並行、草刈(くさかり)山・古館(ふるだて)山・箱崎(はこざき)山・館(たて)山の各山麓を囲繞する。本町に御札場、米蔵、本町河岸には仙台藩会所・米蔵一七棟・塩蔵が置かれていた(「石巻絵図」東北大学図書館蔵)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by