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湖南財閥 こなんざいばつ

世界大百科事典 第2版の解説

こなんざいばつ【湖南財閥】

韓国の財閥。全羅道(湖南とも呼ぶ)の大地主金氏一族が育てたのでこの名がある。1919年金性洙によって京城紡織(株)が設立され,その後中央商工,三養社(農場経営),海東銀行と次々に事業を拡張,38年には南満紡績(株)を設立して満州にも進出した。植民地下の朝鮮では最大の土着工業資本に成長したが,金融的には日本資本の支配を受けた。一方で,《東亜日報》,普成専門学校(後の高麗大学校)をも経営して民族主義右派の基盤になったことにみられるように,民族資本二面性を表す典型とみなされている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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