精選版 日本国語大辞典 「湘竹」の意味・読み・例文・類語 しょう‐ちくシャウ‥【湘竹】 〘 名詞 〙 ( 古代中国の帝舜の妃湘夫人が舜の死を悲しんで泣いた涙が竹にかかったところ、その竹が斑(まだら)になったという「博物志‐史補」に見える伝説から ) 竹。特に斑竹。斑文のある竹。[初出の実例]「碧玉の硯に、湘竹の管に文犀の毛さしたる筆とりそへ」(出典:仮名草子・伽婢子(1666)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「湘竹」の読み・字形・画数・意味 【湘竹】しよう(しやう)ちく 斑竹。湘妃の涙で、斑紋を生じたという。唐・白居易〔江上に客を送る〕詩 杜鵑(とけん)、聲哭するに似たり 湘竹、斑(まだら)なること血の如し字通「湘」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報