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経穴 けいけつ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

経穴
けいけつ

俗にいうツボのこと。東洋医学では,経穴は特定の内臓の体内連絡路である経絡上に分布し,経穴,経路,臓器は相互に関連していると考えられている。全身に 365ヵ所あって,身体のどこかに異常のあるときは,異常部に関係のある経穴に感覚の過敏または鈍麻,圧痛,しこり,突出,陥没などが認められるという。

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デジタル大辞泉の解説

けい‐けつ【経穴】

鍼(はり)を打ち、灸(きゅう)を据える身体の要所。経絡(けいらく)に沿って点在する。つぼ。

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百科事典マイペディアの解説

経穴【けいけつ】

〈つぼ〉ともいう。→

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世界大百科事典 第2版の解説

けいけつ【経穴 Jīng xué】

中国医学の基本概念である経脈(奇経8脈を含む)上にある穴(鍼灸(しんきゆう)療法での刺激点)の意味に用いられているのが普通である。ただ注意しなければならないのは,とくにそのなかの経渠(手太陰),陽谿(手陽明),解谿(足陽明),商丘(足太陰),霊道(手少陰),陽谷(手太陽),崑崙(足太陽),復留(足少陰),間使(手厥陰),支溝(手少陽),陽輔(足少陽),中封(足厥陰)という,12経脈上の手と足の関節部部分またはその少し中枢寄りの部分にある1個ずつの特定の経穴を指すこともある。

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大辞林 第三版の解説

けいけつ【経穴】

そこに鍼はりや灸きゆうをすると効果がある身体の部分。つぼ。特に経絡に属するつぼをいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

経穴
けいけつ

鍼灸(しんきゅう)治療で、鍼(はり)や灸を行う部位で、「つぼ」ともいう。東洋医学(中国医学)の人体構造論、機能論によると、胸腹内臓にあたる五臓六腑(ろっぷ)(実際には六臓六腑とされる)が正常な機能を営むために、全身にわたって12の循環系統があり、これに沿ってエネルギー(気血)が巡るとされる。この循環系統を経絡(けいらく)とよび、この経絡上に点在するのが経穴である。経穴は、それぞれが所属する経絡を循環するエネルギーの過不足を診るところであると同時に、その過不足を整えて、人体機能を正常に復する治療点でもある。実際の治療で経穴を探すには、古典医書に基づき、定められた標準位置を中心に指先で軽く皮膚上をさすり、なでてみて、皮膚の栄養状態(ざらざらしているか、皮疹(ひしん)〈発疹〉などがないかなど)を調べ、ついで軽くその部位をつまんでみる。経穴部は、とくに軽くつまんだだけで走るような刺痛がある。さらに軽く指先で圧すると、痛みに伴って、皮膚の下に固い凝りや、しこり様のものとして感じられる。つまり、経穴は触診や圧診によって確認されるのである。経穴は電気が流れやすいということがつきとめられ、いろいろな電気探索器(ノイロメーター、皮電計など異種同類の機器)が創案され、これによって経穴をみいだす方法が広く行われるようになったが、治療上の効果が期待できる経穴のすべてが、電気が流れやすいとはいいがたい。経穴は全身で365あるとされるが、経絡にないものを含めると、その数はさらに多くなる。[芹澤勝助]

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世界大百科事典内の経穴の言及

【鍼灸】より

…中国で発達した物理療法で,体表に金属針を刺す(鍼をうつ)か,もぐさを置いて火をつける(灸をすえる)という刺激を加えることによって病気を治療する。種々の手法が存在したらしいが,もっとも普通に用いられてきたのは,経穴(俗につぼという)という体表の特定の部位を刺激して,多くの場合そこから離れた部位にある病変を治癒させるものである。鍼灸の治療理論になっている経脈(けいみやく)説は,人体には経脈という脈管があり,そのなかを気が循環して生理機能をつかさどっているというもので,その基礎は漢代に成立したと考えられる。…

【銅人】より

…中国医学において,表面に経穴と経脈の位置を示した銅製の人体模型で,北宋の1027年(天聖5。1026年ともいう)に王惟一によって2体作られた。…

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