湫隘(読み)しゅうあい

精選版 日本国語大辞典 「湫隘」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐あいシウ‥【湫隘】

  1. 〘 名詞 〙 土地が低くて狭いこと。
    1. [初出の実例]「市井苦湫隘、応卜隣」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)三・市井二首)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「湫隘」の読み・字形・画数・意味

【湫隘】しゆう(しう)あい

低くて狭い。〔左伝、昭三年〕景晏子の宅を(か)へんと欲して曰く、子の宅、市にし。湫隘囂塵なり。以て居るべからず。ふ、(こ)れを爽(さうがい)なるへんと。辭して曰く、~小人市にし。夕求むるを得るは、小人の利なり。敢て里(里の役人)を煩はさんや。

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