精選版 日本国語大辞典 「湫」の意味・読み・例文・類語 くで【湫】 〘 名詞 〙 ( 古く「くて」とも ) 沼や沢のように、じめじめしている低地。水草などのはえた湿地。沼沢地。湿地。〔和訓栞(1777‐1862)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「湫」の読み・字形・画数・意味 湫12画 [字音] シュウ(シウ)・ショウ(セウ)[字訓] ひくい・せまい[説文解字] [字形] 形声声符は秋(しゅう)。〔説文〕十一上に「隘下なり。一に曰く、湫水、の地に在るり」とあり、狭く低い地を湫隘という。字はまた、秋隘に作る。[訓義]1. せまく低い、湿地、すずしい。2. みぞ、あつまる、つきる。3. しずか、うれえる。4. 地名、泉の名、川の名。[古辞書の訓]〔名義抄〕湫 サムシ・シヅカナリ・ツタナシ・イヤシ[熟語]湫隘▶・湫学▶・湫兮▶・湫乎▶・湫窄▶・湫室▶・湫湫▶・湫湿▶・湫尽▶・湫然▶・湫宅▶・湫底▶・湫泊▶・湫▶・湫戻▶・湫▶・湫陋▶[下接語]寒湫・湫・江湫・山湫・深湫・清湫・湫・長湫・霊湫 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報