湯之島村(読み)ゆのしまむら

日本歴史地名大系 「湯之島村」の解説

湯之島村
ゆのしまむら

[現在地名]下呂町湯之島・幸田こうでん

もり村の北、飛騨川東岸にある。飛騨街道が南境の阿多野あだの谷の橋を越えて通る。湯島とも記される。枝村幸田(光田)が飛騨川対岸にあり、柿坂かきさか峠を越えて馬瀬まぜ(現馬瀬村)へ通じる道があった。万里集九の「梅花無尽蔵」に「飛州之湯島」とみえ、永正四年(一五〇七)七月二日付の「湯島薬師堂」の鐘銘が伝えられている(日本古鐘銘集成)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む